ハンズブログBlog

就職までの道のり~自分自身の課題と向き合って~
2022.07.21
カテゴリ
ハンズ天王寺
タグ
#就労移行支援
#支援プログラム
#大阪府
#大阪市
#就職者
こんにちは、ハンズ天王寺です。
今年も夏がやってきましたね!
暑さ対策をしっかりして、暑い日々を乗り切りましょう!

さて、題名の通りこの春就職された方の事例をご紹介させていただきます。



今回、紹介させていただく方は、就労継続支援B型の相談員の方からハンズ天王寺を紹介され、3年間※しっかり訓練を積まれてスーパーに就職されました。現在はカゴの整理やお客様対応等を行っております。
※就労移行支援の利用期間は原則2年間ですが、やむを得ない理由がある際には利用期間の延長手続きを行うことも可能です。利用期間の延長の可否は最終的には行政が判断します。
 
●プロフィール
 Yさん
 年齢:20代後半
 障害名:広汎性発達障害
 障害の開示:オープン就労
 利用期間:3年間
 
ハンズを利用するまでの経緯
 小学生時代から不登校になることがあり、発達障害を指摘されていました。専門学校卒業後、就労継続支援B型に3年間通所し、相談員の方から就労移行を勧められハンズ天王寺を利用することになりました。一般就労の経験はありません。
 
体調面
 ご利用当初は、生活リズムが整っていませんでした。通所と在宅とを併用し、徐々に生活リズムを整えました。
 
強み
・    作業の安定性:正確性や速度は問題なく、完成度が高い。また、作業で使用する物を丁寧に取り扱うことができます。
・    高い集中力を維持できる:作業のミスが少ない。
・    報告、連絡、相談が行える:作業に関わることは自己発信できるため、信頼できます。
 
課題
・    生活リズムが整っておらず、通所予定日や予定時間に通所することができませんでした。
序盤は在宅訓練を併用し、自宅で生活リズムをある程度整えた後に通所利用に切り替え、段階的に通所日数を増やしました。
・    体調の相談や連絡ができず、遅刻や欠席が続くと自身を責め、連絡することができませんでした。また、プライベートのストレスから心身が不安定になることが度々ありました。
遅刻や欠席連絡の必要性について一緒に考えました。定期面談では心身状況を確認し、ストレス対処方法について助言を行いました。
・    障害特性や配慮事項を整理できていませんでした。
自身の配慮事項を整理するためナビゲーションブックを作成し、自己理解を深めていただきました。
・    就職活動への不安感が強く自己肯定感が低かったので、応募書類の作成や就職活動を行うまでに時間がかかりました。
作業やコミュニケーション面では、できていることを評価しました。課題点についてはご本人と一緒に振り返り、助言や相談支援を行いました。
 
利用日数
利用開始当初は生活リズムが不安定で、週5日の通所は難しい状況でした。そこで生活リズムを整えるため、通所と在宅を併用し利用されていました。生活リズムを徐々に整え、最終的には完全に通所に切り替え、週5日の通所ができるようになりました。
 
訓練内容
 訓練の他、職場体験実習に参加していただき、職業適性を確認してから就職活動を行いました。

・通所時の訓練
コミュニケーション(SST)、ビジネスマナー、軽作業(主に手先を使った作業)、ペアワーク、プレゼン訓練、電話応対練習、就労準備

・在宅訓練
 データ入力、プレゼン訓練資料作成、応募書類作成
 
最後に
今回は、利用期間の延長申請を行い、3年目で就職された方のケースをご紹介させていただきました。
今回ご紹介した方は、しっかり訓練に参加し自身の課題に向き合い、そして就職されたため、現在は職場からご本人の作業スキルや勤務態度について高い評価をいただいています。

“利用期間が1年間延長できる”と聞くとラッキーと思われるかもしれませんが、3年間就労意欲を維持することはとても大変なことです。
ハンズでは具体的な就労時期をお聞きし、希望時期に就労ができるよう訓練以外にも課題整理や応募書類作成のお手伝い等の支援も行います。

“就労経験がないけど、働けるのか不安”
“就職活動をサポートしてほしい”
“働きたいけど何からしたらいいか分からない”
このようなお悩みをお持ちの方や、記事をご覧になり気になられた方は是非ご相談ください。
電話が苦手な方や初対面の人と話すことが苦手な方には、メールでの対応も可能です!
資料の郵送も行っているので、お気軽にこちらのお問い合わせフォームからご相談ください。