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利用者さんにインタビュー!「さをり織り」が私に教えてくれたこと
2025.07.17
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ハンズ加古川
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#加古川市
#コミュニケーション
#実践ワーク
#チームワーク
#事業所紹介
こんにちは。ハンズ加古川です。

現在、加古川センターでは8月23日に加古川市総合福祉会館大ホールで行われる【精神科訪問看護ネットワーク交流会2025in加古川】にご来場の方へプレゼントするためのさをり織り製作に取り組んでいます。

チーム訓練として実社会での業務場面を想定して報告・連絡・相談を重視しながら製作を進めているため、今回さをり織り班のリーダーとイベント班を兼任している利用者Aさんにインタビューを行いました。


さをり織りの魅力とはなんでしょうか







Aさん:障害者や健常者といった隔たりなく取り組むことができるところや、まっすぐきれいに織ることができなくても「デザイン」として表現できるところです。
 

教えるうえで大切にしていることはありますか



Aさん:初めて作品を作る人にはできるだけ丁寧に答え、回数を重ねた人からの質問には「どうやったら上手くいくかのヒント」を伝えるようにしています。

次に同じことで困ったときに一人で解決できるようになってもらいたいと考えています。
 

ご自身や他利用者さんの成長や変化を感じる出来事はありましたか



Aさん:自分自身が企業実習へ行ったことで、教わる側の人が「見られている」と思うと緊張してしまうという発見がありました。

初めてさをり織りに取り組んだ人達が、回数を重ねるごとによりきれいな作品ができているのを見たときは、成長を感じました。
 

人との新たな繋がりはありましたか



Aさん:これまで自分から積極的に声をかけるタイプではなかったため、質問の窓口役になったことで「話しかけやすい人」と利用者さんが認識してくれているような気がします。

チーム訓練でのやり取りを通して、他の訓練などでもコミュニケーションをとるきっかけになっていたら嬉しいです。
 

イベント班との掛け持ちについて聞かせてください



Aさん:今は5:5くらいの割合でイベント班とさをり織り指導を行っています。

さをり織り指導をするときはイベント班のメンバーにも業務分担の協力を依頼して、どちらか片方に集中しすぎないように心がけています。
 

リーダーをやってみて感じたことを教えてください



Aさん:利用者さんが話しかけやすい雰囲気を意識しながらチーム訓練に取り組んでいます。

周りの様子を気にかけながらもプレッシャーにならないように、利用者さんのサポートを続けていきたいです。
 

おわりに

 
チーム訓練でさをり織りを行うことによって、軽作業として集中力が身に付くだけではなく利用者さん自身の成長を感じる一助になっているようです。

イベントで皆様に手に取っていただく作品制作に加古川センターが一丸となって取り組んでいます。

ぜひイベントへ足をお運びいただき、心のこもった作品をお受け取りください!
 
ハンズ加古川事業所ページ
 
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