統合失調症とはどんな病気?症状や原因、支援制度をわかりやすく解説
2026.06.20
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- ハンズ加古川
統合失調症は、考えや気持ちをまとめることが難しくなり、
幻覚や妄想などの症状によって日常生活に影響が出ることのある精神疾患です。
意欲の低下や集中力の低下、感情表現が難しくなるなど、さまざまな変化がみられることもあります。
統合失調症はおよそ100人に1人が発症するといわれており、決してめずらしい病気ではありません。
一方で、症状や原因については誤解されることも少なくありません。
この記事では、統合失調症の特徴や症状、支援制度について解説します。
■統合失調症とは?
統合失調症は、考えや気持ちをまとめることが難しくなり、
現実とそうでないものの区別がつきにくくなることがある精神疾患です。
そのため、日常生活や対人関係、学業、仕事などさまざまな場面に影響が現れることがあります。
厚生労働省によると、統合失調症は100人に1人程度がかかるとされており、
決してめずらしい病気ではありません。
発症する年代は10代後半から30代頃が多いとされています。
発症の原因はまだ完全には解明されていません。
現在は、脳の働きの変化や体質的な要因、
環境要因などが複雑に関係して発症すると考えられています。
近年は治療法や支援制度の充実により、
症状と付き合いながら学業や仕事、地域での生活を続けている方も少なくありません。
早期に治療や支援を受けはじめることが、回復への近道になります。
■統合失調症の主な症状
統合失調症の症状は、大きく「陽性症状」「陰性症状」に分けられます。
また、考えたり判断したりする力に影響が現れる「認知機能の障害」がみられることもあります。
症状の現れ方や程度には個人差があり、すべての症状が現れるわけではありません。
●陽性症状
陽性症状とは、健康なときにはなかった状態や体験が現れる症状のことです。
統合失調症の代表的な症状として知られています。
主な陽性症状には次のようなものがあります。
・幻覚
実際には存在しないものを感じる症状です。
なかでも、他の人には聞こえない声が聞こえる「幻聴」がよくみられます。
・妄想
周囲から見れば事実ではないことを強く信じ込んでしまう状態です。
「誰かに監視されている」「悪口を言われている」と感じることがあります。
・考えの混乱
考えをまとめることが難しくなり、話の内容にまとまりがなくなったり、
会話が途中で飛んだりすることがあります。
●陰性症状
陰性症状とは、本来あった意欲や感情表現、人との関わりなどが減少する症状のことです。
周囲から気づかれにくい一方で、日常生活に大きな影響を与えることがあります。
主な陰性症状には次のようなものがあります。
・意欲が低下し、何事にも取り組む気力がわかなくなる
・感情表現が乏しくなり、喜怒哀楽が表に出にくくなる
・人との関わりを避け、自宅に閉じこもりがちになる
・身だしなみや身の回りのことに関心が向きにくくなる
こうした症状は「怠けている」と誤解されることもありますが、
本人の意志とは関係なく現れる、病気による症状の一つです。
■認知機能の障害
統合失調症では、認知機能に影響が現れることがあります。
認知機能とは、物事を理解したり、記憶したり、判断したりするための能力です。
認知機能の障害によって、
・集中力が続かない
・新しいことを覚えにくい
・複数の作業を同時に進めることが難しい
・状況に応じて判断することが難しい
といった問題が生じ、学業や仕事に支障をきたす場合もあります。
■統合失調症の方が利用できる支援制度
統合失調症のある方が利用できる支援制度には、医療費の負担を軽減する制度や、
生活・就労を支える制度があります。
症状や生活状況によって利用できる制度は異なるため、主治医や自治体の窓口へ相談してみましょう。
●自立支援医療(精神通院医療)
自立支援医療(精神通院医療)は、精神疾患の治療のために継続して通院している方を対象に、
医療費の自己負担を軽減する制度です。
統合失調症も対象疾患に含まれており、精神科や心療内科での診察、薬代、
デイケアなどの費用について自己負担額が軽減されます。
継続的な治療が必要な方にとって、治療を続けやすくする心強い制度です。
●精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にある方を対象とした手帳です。
手帳を取得することで、税金の控除や公共料金の割引、
自治体独自のサービスなどを利用できる場合があります。
また、障害者雇用枠での就職活動を行う際に活用されることもあります。
自治体によって内容が異なるため、お住まいの自治体窓口で確認するとよいでしょう。
●障害年金
病気や障害によって生活や仕事に制限がある場合、
要件を満たすことで障害年金を受給できることがあります。
統合失調症による症状が原因で日常生活や就労に支障が生じている場合、
障害基礎年金や障害厚生年金の対象となることがあります。
受給には初診日や保険料納付状況などの条件があるため、
年金事務所や社会保険労務士へ相談するとよいでしょう。
●就労移行支援
就労移行支援は、障害のある方が一般企業への就職を目指すための障害福祉サービスです。
統合失調症のある方も利用でき、生活リズムの安定やコミュニケーション訓練、パソコンスキルの習得、
就職活動のサポートなどを受けられます。
また、就職後も職場へ定着できるよう支援を受けることができます。
症状と付き合いながら、自分に合った働き方を見つけたい方は、利用を検討してみるとよいでしょう。
幻覚や妄想などの症状によって日常生活に影響が出ることのある精神疾患です。
意欲の低下や集中力の低下、感情表現が難しくなるなど、さまざまな変化がみられることもあります。
統合失調症はおよそ100人に1人が発症するといわれており、決してめずらしい病気ではありません。
一方で、症状や原因については誤解されることも少なくありません。
この記事では、統合失調症の特徴や症状、支援制度について解説します。
■統合失調症とは?
統合失調症は、考えや気持ちをまとめることが難しくなり、
現実とそうでないものの区別がつきにくくなることがある精神疾患です。
そのため、日常生活や対人関係、学業、仕事などさまざまな場面に影響が現れることがあります。
厚生労働省によると、統合失調症は100人に1人程度がかかるとされており、
決してめずらしい病気ではありません。
発症する年代は10代後半から30代頃が多いとされています。
発症の原因はまだ完全には解明されていません。
現在は、脳の働きの変化や体質的な要因、
環境要因などが複雑に関係して発症すると考えられています。
近年は治療法や支援制度の充実により、
症状と付き合いながら学業や仕事、地域での生活を続けている方も少なくありません。
早期に治療や支援を受けはじめることが、回復への近道になります。
■統合失調症の主な症状
統合失調症の症状は、大きく「陽性症状」「陰性症状」に分けられます。
また、考えたり判断したりする力に影響が現れる「認知機能の障害」がみられることもあります。
症状の現れ方や程度には個人差があり、すべての症状が現れるわけではありません。
●陽性症状
陽性症状とは、健康なときにはなかった状態や体験が現れる症状のことです。
統合失調症の代表的な症状として知られています。
主な陽性症状には次のようなものがあります。
・幻覚
実際には存在しないものを感じる症状です。
なかでも、他の人には聞こえない声が聞こえる「幻聴」がよくみられます。
・妄想
周囲から見れば事実ではないことを強く信じ込んでしまう状態です。
「誰かに監視されている」「悪口を言われている」と感じることがあります。
・考えの混乱
考えをまとめることが難しくなり、話の内容にまとまりがなくなったり、
会話が途中で飛んだりすることがあります。
●陰性症状
陰性症状とは、本来あった意欲や感情表現、人との関わりなどが減少する症状のことです。
周囲から気づかれにくい一方で、日常生活に大きな影響を与えることがあります。
主な陰性症状には次のようなものがあります。
・意欲が低下し、何事にも取り組む気力がわかなくなる
・感情表現が乏しくなり、喜怒哀楽が表に出にくくなる
・人との関わりを避け、自宅に閉じこもりがちになる
・身だしなみや身の回りのことに関心が向きにくくなる
こうした症状は「怠けている」と誤解されることもありますが、
本人の意志とは関係なく現れる、病気による症状の一つです。
■認知機能の障害
統合失調症では、認知機能に影響が現れることがあります。
認知機能とは、物事を理解したり、記憶したり、判断したりするための能力です。
認知機能の障害によって、
・集中力が続かない
・新しいことを覚えにくい
・複数の作業を同時に進めることが難しい
・状況に応じて判断することが難しい
といった問題が生じ、学業や仕事に支障をきたす場合もあります。
■統合失調症の方が利用できる支援制度
統合失調症のある方が利用できる支援制度には、医療費の負担を軽減する制度や、
生活・就労を支える制度があります。
症状や生活状況によって利用できる制度は異なるため、主治医や自治体の窓口へ相談してみましょう。
●自立支援医療(精神通院医療)
自立支援医療(精神通院医療)は、精神疾患の治療のために継続して通院している方を対象に、
医療費の自己負担を軽減する制度です。
統合失調症も対象疾患に含まれており、精神科や心療内科での診察、薬代、
デイケアなどの費用について自己負担額が軽減されます。
継続的な治療が必要な方にとって、治療を続けやすくする心強い制度です。
●精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にある方を対象とした手帳です。
手帳を取得することで、税金の控除や公共料金の割引、
自治体独自のサービスなどを利用できる場合があります。
また、障害者雇用枠での就職活動を行う際に活用されることもあります。
自治体によって内容が異なるため、お住まいの自治体窓口で確認するとよいでしょう。
●障害年金
病気や障害によって生活や仕事に制限がある場合、
要件を満たすことで障害年金を受給できることがあります。
統合失調症による症状が原因で日常生活や就労に支障が生じている場合、
障害基礎年金や障害厚生年金の対象となることがあります。
受給には初診日や保険料納付状況などの条件があるため、
年金事務所や社会保険労務士へ相談するとよいでしょう。
●就労移行支援
就労移行支援は、障害のある方が一般企業への就職を目指すための障害福祉サービスです。
統合失調症のある方も利用でき、生活リズムの安定やコミュニケーション訓練、パソコンスキルの習得、
就職活動のサポートなどを受けられます。
また、就職後も職場へ定着できるよう支援を受けることができます。
症状と付き合いながら、自分に合った働き方を見つけたい方は、利用を検討してみるとよいでしょう。
■まとめ
統合失調症は誰にでも起こりうる病気であり、幻覚や妄想といった陽性症状、
意欲や感情表現が乏しくなる陰性症状、そして集中力や記憶力に関わる認知機能の障害など、
症状の現れ方は人によって異なります。
自立支援医療や精神障害者保健福祉手帳、障害年金、就労移行支援など、
経済面や生活面を支える制度があります。
一人で抱え込まず、主治医や自治体の窓口に相談しながら、
自分に合った治療と支援を見つけていくことが大切です。