診断書とは?役割や必要になる場面、取得方法、費用や有効期限までわかりやすく解説
2026.07.18
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■診断書とは
診断書とは、医師が診察や検査の結果をもとに、患者の病気やけがの状態を証明するために作成する文書です。
病名や症状、現在の状態、治療の経過などが記載され、会社や学校、保険会社、行政機関などへ提出する書類として使われます。
診断書は、患者本人が「こう書いてほしい」と希望した内容をそのまま記載するものではありません。あくまで医師が医学的な判断として作成する文書です。
また、提出先によって様式や記載内容が異なります。指定の様式がある場合は、依頼するときに医療機関へ持参してください。
■診断書には何が書かれている?
記載される内容は提出先や利用目的によって異なりますが、一般的には次のような項目が含まれます。
・氏名や生年月日などの本人情報
・傷病名(病名)
・症状や診察時の所見
・治療内容や治療経過
・現在の病状
・就労や通学、療養に関する医師の意見
・作成日
・医療機関名や医師の氏名
提出先によっては、発症日や初診日、治療期間、就労の可否などを追加で求められることもあります。
■診断書が必要になる主な場面
診断書は、病気やけがの状態を第三者に証明する必要がある場面で使われます。
例えば、次のような場面です。
・会社へ休職や復職の手続きを行うとき
・学校へ欠席や配慮を申請するとき
・民間の医療保険や生命保険の給付金を請求するとき
・障害年金や障害福祉サービスなどを申請するとき
・裁判所や行政機関へ提出するとき
必要な診断書の内容は制度や提出先によって変わるため、事前に提出先の案内を確認しておくとよいでしょう。
■費用と受け取りまでの期間
診断書の作成費用は、原則として健康保険の対象外です。診断書の作成は治療そのものではなく文書の作成手続きにあたるため、全額自己負担となります。
費用は内容によって幅があります。
・風邪など、簡単な内容の診断書:3,000〜5,000円程度
・通院やけがの証明など、中程度の内容:5,000〜8,000円程度
・障害年金の申請など、詳しい内容が必要なもの:8,000〜15,000円程度
これは複数の医療機関で共通して示されている目安です。実際の金額は医療機関に確認してください。
受け取りまでの期間も内容によって差があります。簡単なものはその日のうちに受け取れることもありますが、詳しい内容のものは1〜2週間ほどかかることもあります。急ぎの場合は、依頼するときに医療機関へ相談してみましょう。
■有効期限に注意
診断書そのものに、法律で定められた一律の期限はありません。ただし、提出先が独自に「○ヶ月以内のもの」という条件をつけていることが多く、期限を過ぎると原則として受け付けてもらえないため、医師への再依頼と費用が改めて発生します。
例えば、障害年金の申請では「3ヶ月以内」という条件が設けられています(日本年金機構の案内でも確認できる内容です)。診断書を依頼する前に、提出先へ有効期限の条件を確認しておきましょう。
■診断書のもらい方
診断書は、受診している医療機関に依頼します。受付で申し込む場合もあれば、診察のときに医師へ直接頼む場合もあり、医療機関ごとに進め方が違います。
提出先から指定された様式がある場合は、依頼するときにその様式を持参してください。様式なしで依頼すると医療機関独自の書式で作成されてしまい、提出先で受け付けてもらえないことがあります。
■まとめ
診断書は、医師が病気やけがの状態を証明するために作成する文書で、会社や学校、保険会社、行政機関などへの提出に使われます。記載内容や様式は目的によって異なり、費用も内容に応じて3,000〜15,000円程度と幅があります。
特に注意したいのが有効期限です。障害年金の申請では「3ヶ月以内」という有効期限の条件がつくことが多く、期限切れによる取り直しを防ぐためにも、提出先への事前確認が欠かせません。
診断書が必要になったら、まず提出先に「必要な様式」と「いつまでに発行されたものか」の2点を確認してみましょう。
ハンズ梅田