働く意味がわからないときは?「何のために働くのか」を考えるヒント
2026.08.23
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- ハンズ姫路
■はじめに
「あなたは何のために働きますか?」就職活動の面接などでも聞かれることがありますが、すぐに答えるのが難しい問いです。
「お金を得るため」と考える人は多いでしょう。
生活していくうえで収入は欠かせないものであり、それだけでも立派な働く目的になります。
しかし、同じように「お金を得るため」と考えていても、そのお金を何に使いたいのか、どのような生活を送りたいのかは人によって異なります。
また、収入だけでなく、自分の成長や「誰かの役に立ちたい」という気持ちを大切にしている人もいます。
この記事では、働く目的として考えられるものをいくつか紹介します。もし、「自分は何のために働くのだろう」と迷っている場合は、考えるときの参考にしてみてください。
■働く目的で最も多いのは「お金を得るため」
内閣府が実施した「国民生活に関する世論調査(令和7年8月調査)」によると、働く目的として最も多かった答えは「お金を得るため」でした。家賃や食費、光熱費など、自分や家族の生活を支えるためにはお金が必要です。
ただ、同じように「お金を得るため」と考えていても、その先にある目的は人によって異なります。
生活に必要なお金を得たい人もいれば、趣味を楽しみたい人、欲しいものを買いたい人、将来に備えて貯蓄したい人もいます。
そのお金を何に使いたいのか、どのような生活を送りたいのかまで考えてみると、自分が大切にしているものがわかるかもしれません。
■成長することも働く目的の一つ
収入を得ることだけでなく、仕事を通じて成長するために働いている人もいます。一言で成長といっても、その内容は人によって異なります。新しい知識や技術を身につけたい人もいれば、仕事の進め方を覚えたい人、人とのやり取りに慣れたい人もいるでしょう。
新しいことを覚えたり、できなかったことができるようになったりすることに、喜びや達成感を感じる人もいます。
また、将来選べる仕事を増やす、自分に自信を持つなど、その先にある目的のために成長したいと考える人もいます。
成長は、それ自体が働く目的になることもあれば、別の目的に近づくための手段になることもあります。
■収入や成長以外にも働く目的はある
収入や成長だけでなく、社会の中で役割を果たすこと自体を働く目的にしている人もいます。仕事では、それぞれに担当する業務や責任があります。そのような人にとっては、自分に任された仕事をやり遂げることや、職場の一員として役割を担うことが、働く意味になります。
また、誰かの役に立つことを、働く目的にしている人もいます。
相手から感謝の言葉をもらったときや、自分が関わった商品やサービスが利用されていると知ったときに、自分の仕事が誰かの役に立っていると実感することもあります。
こうした「役割を果たしている」「誰かの役に立っている」という実感も、働く理由の一つだと言えます。
■働く目的は一つとは限らない
ここまで、働く目的をいくつかに分けて紹介してきましたが、実際には、それぞれがはっきりと分かれているわけではありません。生活のために収入を得ながら、仕事を通じて成長したい、誰かの役に立ちたいというように、一人の中に複数の目的が重なることもあるでしょう。
また、何を重視するかは、生活環境や体調、仕事の内容などによって変わります。以前は成長を重視していても、状況が変われば、収入や安定を優先することもあります。
自身の働く目的を整理するときは、一つに絞らずに、今の自分が何を重視しているのかを考えてみるとよいでしょう。
■働く目的はすぐに決めなくてもよい
働く目的について考えても、すぐに答えが出ないことがあります。面接などで聞かれることがあるため、答えを持っていて当然のように思われがちですが、簡単に決められるものではありません。
今は「生活のため」という答えしか思い浮かばなくても、問題ありません。
仕事を経験する中で、どのようなことにやりがいを感じるのか、何を大切にしたいのかがわかり、後から別の目的に気づくこともあるからです。
焦って一つの答えを出そうとせず、日々の仕事の中で少しずつ見つけていきましょう。
■参考資料
内閣府「国民生活に関する世論調査(令和7年8月調査)」