ハンズブログBlog

長く働き続けるために必要な「生活力」とは?生活を整える方法も紹介

2026.08.28
カテゴリ
ハンズ姫路
タグ
#コミュニケーション
#生活リズム

■はじめに


就職に向けた準備と聞くと、パソコン操作やビジネスマナーなどの仕事に必要な知識やスキルを身につけることを想像しがちです。

もちろん、それらのスキルを身につけることも重要です。

しかし、十分なスキルがあったとしても、朝起きられずに遅刻してしまう、仕事が終わると疲れて何もできない、休日に休んでも疲れが取れない、といった状態が続けば、働き続けることが難しくなる場合があります。

このようなときに必要な力が「生活力」です。

ただ、「生活力」と聞いても、「何ができていれば、生活力があるといえるのだろう」と疑問に思う方もいるでしょう。

この記事では、生活力とはどのような力なのか、長く働き続けることとどのように関係するのかを解説します。
 

■生活力とは?

生活力と聞くと、家事を一人でできることや、自分で生活費を稼げることを思い浮かべるかもしれません。

しかし、生活力とは、家事や収入だけでなく、仕事や日常生活を続けられるように自分の生活を整え、維持する力のことです。また、生活が崩れたときに変化へ気づき、立て直したり、必要な人へ相談したりすることも含まれます。

具体的には、決まった時間に起きる、食事や休息を取る、身支度を整える、予定やお金を管理する、体調に合わせて行動を調整するといった力です。

生活リズムが大きく崩れていると、出勤時間に間に合うように起きるだけでも負担になることがあります。その結果、朝食を取る時間や身支度をする余裕がなくなり、慌てて家を出ることもあるでしょう。その状態で仕事を始めると、作業に集中しにくくなったり、疲れを感じやすくなったりすることがあります。

自分に合った生活の流れができていれば、出勤の準備や仕事の後の休息を取りやすくなり、結果的に生活を安定させやすくなります。つまり、生活力は、身につけた仕事の能力を継続して発揮するための土台となる力といえるでしょう。
 

■なぜ生活力が働き続けるための土台になるのか

仕事は、会社にいる時間だけで完結するものではありません。

出勤前には、起床して身支度を整え、必要な物を準備して職場へ向かいます。仕事が終わった後は、食事や入浴、睡眠などを通して疲れを回復し、次の出勤に備えます。

つまり、働くことは次のような流れで成り立っています。

仕事へ行く準備をする
↓
決められた時間に出勤する
↓
仕事に取り組む
↓
帰宅後に疲れを回復する
↓
次の出勤に備える

この流れのどこかに負担があると、仕事にも影響が出てきます。

たとえば、仕事には行けていても、帰宅後に疲れてそのまま眠ってしまい、食事や入浴、次の日の準備ができない状態が続いているとします。そうすると、翌朝になってから慌てて準備することになり、出勤前から疲れてしまうかもしれません。

そのような状態が一日だけであれば乗り切れるかもしれませんが、毎日続けば、少しずつ負担が積み重なっていきます。

長く働き続けるために必要なのは、仕事へ行って次の日に備えるという流れを、自分に合った方法で繰り返せることです。その流れを支えるものが生活力です。
 

■「生活力がある」とはどのような状態?

「生活力がある」といえる状態は、人によって異なります。

たとえば、毎日自炊している、部屋がいつも片付いている、休日も決まった時間に活動していると聞くと、一見生活が整っているようにも見えます。

しかし、毎日無理をして料理を作った結果、睡眠時間が短くなっているのであれば、それは負担が大きく、生活が整っているとはいえない状態です。一方、総菜や冷凍食品なども利用しながら、食事と睡眠の時間を確保できているのであれば、それはその人にとって整っている生活といえます。

生活が整っているかどうかは、現在できていることだけでなく、生活や体調が変化したときにその変化へ気づけるかどうかも重要です。

遅刻が増えた、帰宅後に何もできなくなった、休日に休んでも疲れが取れなくなったといった変化は、負担が大きくなっているサインかもしれません。

仕事へ行くための準備と、仕事の後に疲れを回復する流れを無理なく続け、生活が崩れ始めたときに対応できることが、その人にとって「生活力がある」状態の一つといえるでしょう。
 

■生活力を高めるためにできること

生活を整えようとして、睡眠、食事、運動、家事などを一度に変えると、取り組むこと自体が負担になる場合があります。

どの項目から改善するか迷っている場合は、現在の生活の中で仕事に一番影響していることを考えます。

たとえば、朝の準備に時間がかかって遅刻しそうになるのであれば、「規則正しく生活する」ではなく、「前日の夜に服と持ち物を用意する」ことを目標にします。

生活を整えるときは、次の順番で考えてみましょう。

①    仕事や生活で困っていることを一つ選ぶ
②    どのような生活状況が関係しているか確認する
③    負担を減らすためにできる行動を一つ決める
④    実際に試し、仕事や体調に変化があったか振り返る


一度決めた方法を続けることが難しい場合は、その方法が自分の生活に合っていない可能性があります。手順が多すぎなかったか、時間に余裕があったか、周囲の助けを得られないかを考え、方法を調整してみましょう。
 

■一人で生活を整えることが難しい場合は相談する

体調や障害の特性、家庭の状況などによっては、自分だけで生活を整えることが難しい場合があります。

そのようなときは、すべての問題を自分で解決しようとする必要はありません。困っている場面を整理し、医療機関や支援機関などと一緒に対応を考える方法があります。

就労移行支援では、通所を通して働く時間に合わせた生活リズムを作ったり、訓練後の疲れ方を確認したりできます。また、定期的な面談の中で、食事、睡眠、通院、休日の過ごし方などを振り返り、就職に向けて整えたい部分を考えることもできます。

実際に通所を始めてみると、自分では問題ないと思っていた生活上の習慣が、負担になっていると気づくこともあります。反対に、不安に感じていたことでも、工夫によって対応できるとわかる場合もあります。

生活力は、知識を得るだけで身につくものではありません。実際の生活の中で方法を試し、調整しながら、自分に合った生活の形を作っていくことが大切です。

ハンズ姫路
 
新着記事
有給休暇とは?いつから、何日もらえる? 知っておきたい有給の決まり
フレックスタイム制とは?仕組みや残業、メリット・デメリットをわかりやすく解説
求人票で見る「社会保険完備」とは?社会保険のしくみをわかりやすく解説
イライラしたときの対処法|その場でできる呼吸を使ったセルフケア
健康のためにはどのくらい運動すればいい?運動量の目安と始め方を解説
カテゴリ
その他
ハンズ三宮
ハンズ明石
ハンズ姫路
ハンズ西宮
ハンズ梅田
ハンズ天王寺
ハンズ加古川
ハンズ蛍池
ハンズ東大阪
ハンズ加古川テラス
タグ
人気記事
1
健康のためにはどのくらい運動すればいい?運動量の目安と始め方を解説
2
「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いとは?年間休日数ごとの休み方の違いも解説
3
休みの日に何をしたらいいか分からないときは?自分に合った休日の過ごし方
4
フレックスタイム制とは?仕組みや残業、メリット・デメリットをわかりやすく解説
5
求人票で見る「社会保険完備」とは?社会保険のしくみをわかりやすく解説
アーカイブ
2026年
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年