雇用事例Case
J.Oさん・男性・20代の雇用事例 知的障害(知的障害)
意欲的に勤務継続中、正社員を目指し今後もサポート
J.Oさん(男性・20代・軽作業)
業務内容 | 製品製造 |
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障害名 | 知的障害(知的障害) |
- 知的障害とは
- 知的障害とは、知的機能や適応行動に制約があり、発達期に生じるといった特徴により定義され、一般的には、読み書き・計算などの日常生活上での知的行動に支障があります。
通所前の症状・状況
大学在学中に就職活動をされていましたが、就職が決まらず通所を開始されました。
通所中の状況
時間をかけて、すこしずつ訓練も積極的に。
体調に問題が無ければ週5日(終日)と安定して通所されていましたが、人見知りのため環境に馴染むまでに時間がかかり、半年ほど経過した頃には徐々に依存傾向が見られました。
感情などあまり表に出されませんでしたが、パソコン・SST・ビジネスマナーなどの訓練には積極的に参加され、各訓練がご自身の中でルーティーンとなってきている様でした。
実習では、人とのコミュニケーションを大切に。
通所開始から1ヶ月程経過した頃に、電機メーカーの企業での実習に参加し、体力面では問題ありませんでしたが、同じ作業の繰り返しに飽きた様子が見られました。体を動かす仕事を希望されていた為、製造過程の多い職場で勤務できるよう支援を行いました。
また他者と接する際に、人見知りで言葉も少なく表情が変わらないため誤解を受けやすく、相手に伝える事の重要性と他者との接し方の向上を中心に行いました。
就業後の様子
実習を活かして、順調に就業。
事前に雇用前実習に参加した為、あまり緊張される様子もなく入社され、企業側からも期待していただいているようで、配慮事項なども細やかに確認していただいています。
正社員を目指し、継続的な支援と環境の提供。
今後は正社員を希望されていますので、就労意欲は持続出来ています。6ヶ月間の定着支援が終了するまでに、北河内東障害者就業・生活支援センターの担当者と会社訪問を行い、継続的な支援に向けて環境を整え、問題や悩み事がある際には会社へ自己発信出来るよう促していきます。
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