雇用事例Case

知的障害者の雇用事例

知的障害とは、精神の発達が遅れ、社会生活において困難をきたしている状態をいいます。その症状は発達期(おおむね18歳頃まで)にあらわれ、日常生活に支障が生じているため、何等かの支援、援助を必要とします。
具体的な症状としては、言葉の遅れ、コミュニケーションがうまくとれない、学習面での遅れなどがあり、就学、就労において支援が必要です。

少しずつ就職に対しての考えが明確に。スキルアップを目指す

バセドウ病と診断され、治療の為に前職を退社されました。治療も落ち着いた頃、また働きたいという気持ちが湧いてきた為、通所を決意されました。

企業見学後に心境の変化あり、積極定に訓練へ参加

支援学校に通われていた頃の嫌な思い出から、自身の障害が受け入れられず就労継続が困難になり、地元で働く事も嫌がられていました。
夜更かしをされ起床時間も遅く、ビジネスマナー等も身についていない為、一から学んでいく必要がありました。

人見知りを克服するため、言葉で伝える事の重要性を伝える

大学在学中に就職活動をされていましたが、就職が決まらず通所を開始されました。

通所利用と在宅支援の併用で、就労希望に合わせた訓練を受講

知的障害と先天性の軽度視覚障害があり、前職では人間関係の悩みや仕事内容についていけず気持ちが落ち込み、クリニックを受診し服薬治療をされていました。契約満了で退職となった後は、障害者就業・生活支援センターの担当者と一緒に就職活動されましたが上手くいかず、担当者の紹介でハンズを利用をされる事となりました。