雇用事例Case

精神障害者の雇用事例

精神障害とは、何らかの脳の器質的変化あるいは機能的障害が起こり、身体症状や行動の変化といった様々な症状が現れる状態です。精神病、気分障害、統合失調症、また、精神に作用する物質による急性中毒や依存症、といった種々の障害が含まれます。
症状の度合いは様々で、患者本人でも気づかないことがあったり、見た目からは分かりにくいこともあるため周囲の理解を得ることが難しい場合もあります。

統合失調症の方の事例一覧

得意分野を生かしながら、幅広い訓練を受講

大学在学中に頭痛や眩暈があり、病院で検査したが特に異常がなかったので、精神的な疾患を疑い心療内科を受診し、統合失調症と診断されました。ご家族の意向で、ご本人様には「うつ病」と説明し、大学中退後は服薬治療を続け、不安や妄想の症状は安定しました。

在宅と併用しながら、通所をサポート

ハンバーガー店勤務の際の激務により、幻聴の症状が現れた為、閉鎖病棟で入院治療を行っていました。退院後、3件のA型事業所で勤務を続けていましたが、徐々に体調が回復してきた為、ハンズを利用する事となりました。