雇用事例Case

精神障害者の雇用事例

精神障害とは、何らかの脳の器質的変化あるいは機能的障害が起こり、身体症状や行動の変化といった様々な症状が現れる状態です。精神病、気分障害、統合失調症、また、精神に作用する物質による急性中毒や依存症、といった種々の障害が含まれます。
症状の度合いは様々で、患者本人でも気づかないことがあったり、見た目からは分かりにくいこともあるため周囲の理解を得ることが難しい場合もあります。

通所が不安定のため、自身の力量に合わせた学習に特化

障害児施設で4年半勤務されるも、うつを発症し退職されます。その後、アルコール依存、嫉妬、束縛が原因で2度の離婚を経験され、フラッシュバックも頻繁に起こり、ほとんど横になっている状態でした。お母様が、市の相談支援機関に相談され、ハンズへ。

苦手を克服出来ない日々。前向きに通所を決意。

大学在学中にグループワークに入る事が出来ず、うつ病を発症し中退されます。その後、予備校に再び通い受験するも上手くいかず、専門学院へ入学。3年間通学されましたが、再びグループワークで躓き卒業出来ず、主治医の勧めでハンズ入所を決められました。

対人能力を向上を目指し、早い段階で適正を確認。

前職でのパワハラをきっかけに体調を崩し、うつ病を発症されます。その後、通院し臨床心理士のカウンセリングを受け、ご家族の支援もあり、正常な日常生活や精神的な安定を取り戻しました。

在宅と併用しながら、通所をサポート

ハンバーガー店勤務の際の激務により、幻聴の症状が現れた為、閉鎖病棟で入院治療を行っていました。退院後、3件のA型事業所で勤務を続けていましたが、徐々に体調が回復してきた為、ハンズを利用する事となりました。