ハンズブログBlog

就職事例
2023.08.29
カテゴリ
ハンズ天王寺
タグ
#就労移行支援
#支援プログラム
#大阪府
#大阪市
#就職者
こんにちは、ハンズ天王寺です。
厳しい残暑が続いており、毎日のこまめな水分補給がまだまだ欠かせない季節です。

さて、ハンズ天王寺は今月も就職者の事例をご紹介させていただきます!

今回、紹介させていただく方は、ハンズを利用するまで就労継続支援事業所A型や就労継続支援B型の福祉就労の経験しかない方です。
この方は2年間きっちりと訓練を重ねて、少しずつスキルを身に着けて、無事就職することができました。

 

プロフィール

 Pさん
 年齢:31歳
 障害名:知的障害、自閉症スペクトラム、自律神経失調症
 障害の開示:オープン就労
 備考:一般企業への就労は初めて
 ハンズの利用期間:1年8か月

ハンズを利用するまでの経緯

中学生の時に、人間関係のストレスから頭痛やめまいの症状があり、自律神経失調症の診断を受けました。
高校生の時には自閉症スペクトラムと知的障害の疑いもあると主治医から言われていましたが、家族の障害受容が難しく、20歳の時に正式な診断を受けました。
高校卒業から20歳までは心身症状が不安定で、寝たきりの状態になっていました。

20歳のころから様々な福祉サービスを活用し、ハンズにたどり着きました。

体調面

 ・自律神経失調症の症状が朝方に発症することが多く、午前中の活動ができない状態です。
 ・季節の変わり目に体調を崩されることも多く、ハンズを利用した最初の1年間は欠席が多々ありました。

強み

 ・就労意欲が高い状態を維持できていた
 ・相談ができる
 ・緊張感はあるもののコミュニケーションが誰とでもとれる

課題

 ・医療機関を正しく活用することが難しかった。
→ハンズに利用して間もないころ、定期通院はしているがなぜ通院しているのかわからないといった相談を受けた。
そこから、どういったときに医療機関を活用しなければいけないのか、普段の通院ではどういったことを相談するのかといった助言を行い、就職活動時には正しく医療機関の活用ができるようになっていた。

利用日数:週4日、13時~15時 帰宅後に1時間から1時間半在宅訓練

→午前中の活動が難しい方がったため、最初は午後から通所をしていただき、ハンズから帰宅後も活動を続けていただいた。
ハンズの訓練のみでは毎日2時間のみの訓練だが、帰宅後に活動を続けることで、週20時間働くことができる体力を構築することができた。

訓練内容

作業系の仕事を希望されていたため、立って行える作業を中心に行っていただいた。
就職間近では同じ作業を2時間続けて行っていただくなど、就職を想定した訓練内容を設定した。

最後に

今回は一般の就労経験がない方の、就職に繋がった例をご紹介しました。
ハンズではお問い合わせの段階でも、相談支援や他福祉サービスの情報提供等できる限りお手伝いさせていただきます。


“今まで一人で就職活動をしていたけど、上手くいかない”
“就職活動をサポートしてほしい”
“働きたいけど何からしたらいいか分からない”
こんなお悩みをお持ちの方や記事を読み気になられた方は是非ご相談ください。
電話が苦手な方や初対面の人と話すことが苦手な方には、メールでの対応も可能です!
資料の郵送も行っているので、お気軽にこちらのお問い合わせフォームからご相談ください。

https://hands.hyogo.jp/contact/
 
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