【支援事例】“強迫性障害”のあるAさんの就職支援と、就職してからのその後、今後の夢など
2024.01.25
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こんにちは、ハンズ梅田です!
1年で最も寒い時期となりましたがいかがお過ごしでしょうか?
まだまだ寒さの厳しい日は続きますので、どうかご自愛ください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて今回は、ハンズ梅田を実際に利用していたAさんの障害について、また就職までの支援の内容や、就職してからのその後や夢などについてのインタビューをまとめました。
就労移行支援に興味はあるけど迷っている方、これから利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
先輩からの心無い言葉がきっかけで強迫性障害になりました。
引用:強迫症 / 強迫性障害 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
就職するまでの支援・取り組み
カタログピッキング(商品を準備し納品書の作成など)、データ入力等を経験しました。
家族のことも大切にしつつ、ご自身のことも大切にしていただくよう助言させていただきました。
Q1.お仕事の職種を教えてください。
事務・データ入力をしています。
Q2.お仕事のやりがいを教えてください。
人の役に立っていると思えることです。
Q3.お仕事で大変なことを教えてください。
他の人よりスピードが遅いことです。
Q4.リフレッシュの方法を教えてください。
涙活をする・カラオケ・好きなキャラクターグッズを買うこと。
Q5.お仕事をするうえで大事なことは何ですか?
正確にすること。
Q6.働く目的はなんですか?
一人で生きていけるようになるため。
Q7.ハンズとはあなたにとってどんなところですか?
社会復帰させてくれたところです。
Q8.現在通われている方に、ハンズでやっておいた方が良いことを伝えるなら?
たくさんの人とコミュニケーションをとっておくといいです。
Q9.これからの夢があれば教えてください。
結婚する。自立する。
回答ありがとうございました!
Aさんの通勤の際にばったりとお会いした時に、「今日新しい仕事を習いました~」と生き生きとした表情で話されている姿を見て、充実されているんだな~とうれしく思いました。インタビューでご自身の“夢”についても、『結婚する。自立する。』と力強く答えておられます。
Aさんの夢が叶うよう、スタッフ一同応援しています!!
ハンズでは今年も様々な訓練・支援を行っていきます。
体験・見学も随時受け付けていますので、お一人で悩まず、お気軽に!
いつでもお問い合わせ、またはご来所お待ちしています。
ハンズ梅田の事業所ページを見る
1年で最も寒い時期となりましたがいかがお過ごしでしょうか?
まだまだ寒さの厳しい日は続きますので、どうかご自愛ください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて今回は、ハンズ梅田を実際に利用していたAさんの障害について、また就職までの支援の内容や、就職してからのその後や夢などについてのインタビューをまとめました。
就労移行支援に興味はあるけど迷っている方、これから利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
Aさんについて
30代・女性。4大を卒業後、3社の就労経験があり、3社共に事務職でした。先輩からの心無い言葉がきっかけで強迫性障害になりました。
強迫性障害とは
きわめて強い不安感や不快感(強迫観念)をもち、それを打ち消すための行為(強迫行為)を繰り返します。
強迫症の症状を強迫症状といいます。強迫症状は、「強迫観念」と「強迫行為」があり、このふたつが存在して初めて強迫症と診断されます。
強迫観念とは、きわめて強い不安感や恐怖感のことです。対象物がない不安や、「手が汚れているのではないかと気になって仕方がない」「家の鍵を閉めたか気になって仕方がない」など、ある特定の対象物に対する不安や恐怖です。
強迫行為とは、強迫観念を打ち消すために繰り返し行う行為です。たとえば「手を一日に何十回・何百回も洗う」「会社に行く途中に何度も自宅に戻って施錠の確認をする」などです。
普通の人でも不安感はありますが、この疾患では強迫観念・強迫行為によって日常生活に支障が出てしまいます。「施錠の確認で何度も家に帰っていたら会社に行けなかった」などです。
さらにこの疾患の特徴は、自分の行動が不合理だという自覚が患者自身にあることです。そのため「自分はおかしい」「周囲から変だと思われてしまう」という恐怖から、行動範囲が非常にせまくなってしまうことがあります。
治療には、抗不安薬や抗うつ薬を用いた薬物療法や認知行動療法などの精神療法が有効とされています。
強迫症の症状を強迫症状といいます。強迫症状は、「強迫観念」と「強迫行為」があり、このふたつが存在して初めて強迫症と診断されます。
強迫観念とは、きわめて強い不安感や恐怖感のことです。対象物がない不安や、「手が汚れているのではないかと気になって仕方がない」「家の鍵を閉めたか気になって仕方がない」など、ある特定の対象物に対する不安や恐怖です。
強迫行為とは、強迫観念を打ち消すために繰り返し行う行為です。たとえば「手を一日に何十回・何百回も洗う」「会社に行く途中に何度も自宅に戻って施錠の確認をする」などです。
普通の人でも不安感はありますが、この疾患では強迫観念・強迫行為によって日常生活に支障が出てしまいます。「施錠の確認で何度も家に帰っていたら会社に行けなかった」などです。
さらにこの疾患の特徴は、自分の行動が不合理だという自覚が患者自身にあることです。そのため「自分はおかしい」「周囲から変だと思われてしまう」という恐怖から、行動範囲が非常にせまくなってしまうことがあります。
治療には、抗不安薬や抗うつ薬を用いた薬物療法や認知行動療法などの精神療法が有効とされています。
引用:強迫症 / 強迫性障害 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
就職するまでの支援・取り組み
①障害特性についての対処法を知る
自己特性チェックシートの記入していただきました。
②希望職種に関する軽作業に取り組む
カタログピッキング(商品を準備し納品書の作成など)、データ入力等を経験しました。
③定期的な面談の中で、家族と自身の関係性などを振り返る
家族のことも大切にしつつ、ご自身のことも大切にしていただくよう助言させていただきました。
就職できたポイント
自身の特性を理解することで、自身が安心して働く為に必要な配慮事項など、企業側に明確に伝えることができました。今後も安心した職場で安定した気持ちをもって就労を継続することができると思います。Aさんに9つの質問!
Q1.お仕事の職種を教えてください。
事務・データ入力をしています。
Q2.お仕事のやりがいを教えてください。
人の役に立っていると思えることです。
Q3.お仕事で大変なことを教えてください。
他の人よりスピードが遅いことです。
Q4.リフレッシュの方法を教えてください。
涙活をする・カラオケ・好きなキャラクターグッズを買うこと。
Q5.お仕事をするうえで大事なことは何ですか?
正確にすること。
Q6.働く目的はなんですか?
一人で生きていけるようになるため。
Q7.ハンズとはあなたにとってどんなところですか?
社会復帰させてくれたところです。
Q8.現在通われている方に、ハンズでやっておいた方が良いことを伝えるなら?
たくさんの人とコミュニケーションをとっておくといいです。
Q9.これからの夢があれば教えてください。
結婚する。自立する。
回答ありがとうございました!
Aさんの通勤の際にばったりとお会いした時に、「今日新しい仕事を習いました~」と生き生きとした表情で話されている姿を見て、充実されているんだな~とうれしく思いました。インタビューでご自身の“夢”についても、『結婚する。自立する。』と力強く答えておられます。
Aさんの夢が叶うよう、スタッフ一同応援しています!!
ハンズでは今年も様々な訓練・支援を行っていきます。
体験・見学も随時受け付けていますので、お一人で悩まず、お気軽に!
いつでもお問い合わせ、またはご来所お待ちしています。
ハンズ梅田の事業所ページを見る