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「障害者雇用」での就職 ~配慮事項を伝えて自分に合った環境で長く働こう~
2024.06.14
カテゴリ
ハンズ蛍池
タグ
#就労移行支援
#就職活動
#障害者雇用
#支援事例
こんにちは、ハンズ蛍池です。

今回は「障害者雇用」という働き方についてお話していきます。


「障害者雇用」とは、民間企業などが別枠を設けて障害のある方を雇用する制度です。2024年現在、民間企業の法定雇用率は2.5%ですので、従業員を40人以上雇用している場合は、障害のある方を1人以上雇用する義務があります。

参照(厚生労働省資料):https://www.mhlw.go.jp/content/000859466.pdf


障害者雇用では、企業にご自身の障害や特性をお伝えして、必要な配慮を受けながら働くことができるので、より自分に合った環境で長く働くことができます。


ハンズから就職される方の多くは障害者雇用で就職されており、ほとんどの方が半年以上継続して働かれています。

ここで、実際に企業にお伝えした利用者様の配慮事項の一部をご紹介します。

・作業の指示は一つずつしてほしい
・環境に慣れるまでは時短勤務でお願いしたい
・相談する人を決めてほしい
・受診日に休みがほしい


などなど、障害特性によりお伝えする配慮は変わります。


障害特性とは障害の特徴のことですが、性格や経験、障害の程度などで特徴は変わるため、同じ診断名でも必要な配慮事項はそれぞれ異なります。






ハンズであった、特性への配慮の一例を紹介します。
 

①仕事を覚えることが苦手で時間がかかる


ハンズの訓練の中で、本人様が覚えやすい方法を一緒に模索しました。

その結果、見本がある方が作業を覚えやすいことがわかり、企業にはそのことをお伝えしました。

さらに作業を一つずつ提供し、覚えたら次の作業を提供してもらう等、配慮していただけました。
 

③憂うつな気分、何もやる気が起きない、逆に活動的になってしまう等気分の変動が見られる


ハンズに来られる方で、こういった方もおられます。その際には医療への連携を行いながら調子の波を落ち着いていけるよう支援します。

また、気持ちの変動が自身でわかると対処もしやすくなると思いますので、毎日の様子を記録し、面談で振り返りをする等行っております。

企業には通院の必要性をお伝えし、診察日の勤務時間調整や、本人様不調時には休憩できる時間の確保等をお願いすることができています。


このように、働きづらさを感じていらっしゃる方はサポートがあった方がうまくいくかもしれません。


“障害があるかわからない”
“就労移行が必要かわからない”


という方も、まずは相談だけでも大丈夫ですので、事業所に来られてみませんか?





ハンズでは、お話を伺い様々な選択肢を考え、その方に必要な機関にもお繋ぎしています。

電話が苦手な方や初対面の人と話すことが苦手な方には、メールでの対応も可能です!

資料の郵送も行っているので、お気軽にこちらのお問い合わせフォームからご相談ください。




 
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