「自己肯定感」を上げて就活を進めよう!~その裏には行動経済学があった~
2024.06.18
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就職活動って、多くの人にとって本当に人生の大きなイベントですよね。私も、その過程でいろんな感情や心理が渦巻くのを実感しました。そんな中、学生時代に学んだ「行動経済学」という学問が役に立つことを知りました。今回は、私自身の経験と共に、「自己肯定感」と「コントロール幻想」という二つの心理現象についてお話しします。
まず、自己肯定感についてです。自己肯定感とは、簡単に言うと、自分自身を積極的に評価する感情のことです。私は、最初は自己肯定感と自信過剰を混同していました。自己肯定感が高いって、自分に自信を持ちすぎていることだと思っていたんです。でも、それは違うんですよね。
自己肯定感が高い状態というのは、自分の欠点も含めて受け入れることで得られる、冷静でバランスの取れた心理状態なんです。私も就活中に、自己肯定感を持つことの大切さを痛感しました。面接での失敗も、それを次への糧と捉えることで、少しずつ成長できたんです。
自信を持つことは大切ですが、それが過剰になると問題です。自信過剰な状態は、不安定な自分を受け止め切れていない状態で、プラスの面だけを見てしまいます。でも、自己肯定感が高いと、自分のマイナス面も冷静に認め、それでも自分を受け入れることができるんです。
私も最初の頃は、自信過剰になりがちでした。けれど、自己肯定感を意識することで、面接での失敗を恐れず、むしろそれを成長の機会と捉えられるようになりました。
次に、イケア効果について考えてみましょう。イケア効果とは、自分で作ったものを実際以上に高く評価する心理のことです。この名称は、購入者が自分で組み立てる家具を提供するイケアに由来しています。
私も、応募書類を一生懸命作っていると、自分の準備や努力を過大評価してしまいがちでした。むしろ「これだけ時間をかけてつくったはずだから絶対いける!」と思っていたら書類選考で不採用だったときはとてもショックでした・・・。
でも、イケア効果を意識することで、常に客観的な視点を持つことが重要だと学びました。たとえ時間をかけて準備しても、それが必ずしも採用に直結するわけではないんですよね。
次に、コントロール幻想についてです。コントロール幻想とは、自分の力ではコントロールできない物事に対しても、自分の意志を反映させられると思い込む心理現象です。例えば、晴れ男・晴れ女という概念がありますが、これは自然現象を自分が左右できると思い込む典型的な例です。ちなみに私も外出するときや用事のときは大概晴れになります。これは偶然か晴れ男だからでしょうか・・・。
就活においても、面接の結果や企業の選考基準は、自分の力では完全にコントロールできないものです。でも、私も最初は、自分の努力で全てを左右できると思い込んでいました。
就活では、コントロールできるものとできないものを明確に区別することが大切です。自己分析や企業研究、応募書類の作成などは自分でコントロールできる部分です。しかし、企業の選考結果や同じ会社に応募する競争相手の存在などは自分ではコントロールできません。
自分でコントロールできないことに過度にこだわるのではなく、コントロールできる部分に集中することが、就活を成功させるための鍵です。これにより、ストレスを軽減し、モチベーションを維持することができます。
行動経済学の知識は、就職活動において非常に役立ちます。自己肯定感を高め、イケア効果を意識して自己評価を適切に行い、コントロール幻想を避けることで、就職活動に対する冷静で現実的なアプローチが可能となります。
自己肯定感を高めるためには、自分のマイナス面も含めて受け入れ、冷静な心理状態を保つことが重要です。また、イケア効果を理解することで、自分の行動を過信せず、客観的な視点を持つことができます。さらに、コントロール幻想を避け、コントロールできる部分に集中することで、就活のストレスを軽減し、モチベーションを維持することができます。
私自身、行動経済学の知識を活用することで、就活をより効果的に、そして健全な心の状態で乗り越えることができました。皆さんも、ぜひこの知識を活用して、就活を成功させてくださいね。
ハンズでは働く際に必要なスキルを学ぶ訓練だけでなく、自己理解を深めるための訓練や就職活動時には応募書類の作成、面接の練習などのサポートを行っています。
就労移行支援に興味はあるけど迷っている方、これから利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
体験・見学も随時受け付けていますので、お一人で悩まず…お気軽に!
いつでもお問い合わせ、またはご来所お待ちしています。
Tel:06-6366-6022
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自己肯定感とは?
まず、自己肯定感についてです。自己肯定感とは、簡単に言うと、自分自身を積極的に評価する感情のことです。私は、最初は自己肯定感と自信過剰を混同していました。自己肯定感が高いって、自分に自信を持ちすぎていることだと思っていたんです。でも、それは違うんですよね。
自己肯定感が高い状態というのは、自分の欠点も含めて受け入れることで得られる、冷静でバランスの取れた心理状態なんです。私も就活中に、自己肯定感を持つことの大切さを痛感しました。面接での失敗も、それを次への糧と捉えることで、少しずつ成長できたんです。
自信過剰と自己肯定感の違い
自信を持つことは大切ですが、それが過剰になると問題です。自信過剰な状態は、不安定な自分を受け止め切れていない状態で、プラスの面だけを見てしまいます。でも、自己肯定感が高いと、自分のマイナス面も冷静に認め、それでも自分を受け入れることができるんです。
私も最初の頃は、自信過剰になりがちでした。けれど、自己肯定感を意識することで、面接での失敗を恐れず、むしろそれを成長の機会と捉えられるようになりました。
イケア効果と就活
次に、イケア効果について考えてみましょう。イケア効果とは、自分で作ったものを実際以上に高く評価する心理のことです。この名称は、購入者が自分で組み立てる家具を提供するイケアに由来しています。
私も、応募書類を一生懸命作っていると、自分の準備や努力を過大評価してしまいがちでした。むしろ「これだけ時間をかけてつくったはずだから絶対いける!」と思っていたら書類選考で不採用だったときはとてもショックでした・・・。
でも、イケア効果を意識することで、常に客観的な視点を持つことが重要だと学びました。たとえ時間をかけて準備しても、それが必ずしも採用に直結するわけではないんですよね。
コントロール幻想とは?
次に、コントロール幻想についてです。コントロール幻想とは、自分の力ではコントロールできない物事に対しても、自分の意志を反映させられると思い込む心理現象です。例えば、晴れ男・晴れ女という概念がありますが、これは自然現象を自分が左右できると思い込む典型的な例です。ちなみに私も外出するときや用事のときは大概晴れになります。これは偶然か晴れ男だからでしょうか・・・。
就活においても、面接の結果や企業の選考基準は、自分の力では完全にコントロールできないものです。でも、私も最初は、自分の努力で全てを左右できると思い込んでいました。
コントロールできるものとできないものを見極める
就活では、コントロールできるものとできないものを明確に区別することが大切です。自己分析や企業研究、応募書類の作成などは自分でコントロールできる部分です。しかし、企業の選考結果や同じ会社に応募する競争相手の存在などは自分ではコントロールできません。
自分でコントロールできないことに過度にこだわるのではなく、コントロールできる部分に集中することが、就活を成功させるための鍵です。これにより、ストレスを軽減し、モチベーションを維持することができます。
まとめ
行動経済学の知識は、就職活動において非常に役立ちます。自己肯定感を高め、イケア効果を意識して自己評価を適切に行い、コントロール幻想を避けることで、就職活動に対する冷静で現実的なアプローチが可能となります。
自己肯定感を高めるためには、自分のマイナス面も含めて受け入れ、冷静な心理状態を保つことが重要です。また、イケア効果を理解することで、自分の行動を過信せず、客観的な視点を持つことができます。さらに、コントロール幻想を避け、コントロールできる部分に集中することで、就活のストレスを軽減し、モチベーションを維持することができます。
私自身、行動経済学の知識を活用することで、就活をより効果的に、そして健全な心の状態で乗り越えることができました。皆さんも、ぜひこの知識を活用して、就活を成功させてくださいね。
ハンズでは働く際に必要なスキルを学ぶ訓練だけでなく、自己理解を深めるための訓練や就職活動時には応募書類の作成、面接の練習などのサポートを行っています。
就労移行支援に興味はあるけど迷っている方、これから利用を検討されている方の参考になれば幸いです。
体験・見学も随時受け付けていますので、お一人で悩まず…お気軽に!
いつでもお問い合わせ、またはご来所お待ちしています。
▼お問い合わせ先電話番号
Tel:06-6366-6022
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