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「人と話すのが苦手」だったAさんが、発表会で堂々と話せるようになった理由とは?
2025.12.16
カテゴリ
ハンズ三宮
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#支援事例
#実践ワーク
今回は、「人と話すのが苦手」と感じていた一人の利用者さんが、
小さな前進を積み重ねながら、人との関わりに自信を持てるようになったエピソードをご紹介します。

Aさんは通所当初、

  「人と話すことが苦手」
  「何を話したらいいかわからない」

という不安を抱えながら、当事業所に来られました。

今回は、そんなAさんが他者との関わりに少しずつ慣れ、最終的に発表会で堂々とお話しされた過程をお伝えします。
 

■ 通所当初


Aさんは、会話に不安が強く、
他の利用者さんの輪に入ることは難しい状況でした。

休憩中も静かに過ごされる時間が多く、
まずは 週に数回通所することが習慣になる ところからのスタートでした。

 

■ 小さなステップから始めた交流の練習


Aさんは、

  「少し関わってみたいけど、自分から話しかけるのが苦手…」

というお気持ちを抱えていました。

その気持ちに寄り添い、職員と一緒に小さな目標を立てていきました。

たとえば、

・挨拶を返してみる
・同じテーブルで作業してみる
・グループワークで一言だけ発言してみる


など、無理のない範囲からのチャレンジです。

最初は緊張されていましたが、
SSTやコミュニケーション訓練に参加できるようになり、
成功体験が少しずつ増えていきました。

Aさんご自身も振り返りの中で、

  「話してみたら意外と大丈夫だった」
  「前ほど緊張しなくなってきた気がする」

と、変化に気づくようになっていきました。
 

■ 「今の私を伝えたい」— 発表会での挑戦


そんなAさんに訪れた大きな一歩が、
兵庫県全域の事業所が参加する 「ハンズ発表会」 です。

この場では、

・ハンズを選んだ理由
・通所して感じた変化
・訓練を通してできるようになったこと
・就職に向けての取り組み


などを利用者さん自身の言葉で発表します。

いつもは静かに他の方の発表を見守るAさんでしたが、
職員が、

  「Aさんの経験は、きっと誰かの励みになりますよ」

とお伝えしたことをきっかけに、
Aさんは 発表に挑戦することを決意されました。

そこから、スライド作成や文章の準備、読み上げ練習を重ね、
当日、たくさんの方の前で堂々と話しきることができました。

その姿は、
通所当初のAさんを知る職員にとって、
胸が熱くなる瞬間でもありました。
 

■ 苦手を「なくす」ことが目的ではありません


就労移行支援ハンズが大切にしているのは、

  ・苦手をゼロにすること
   ではなく

  ・苦手とどう付き合っていくか
   を一緒に考えることです。

人と話すことが苦手でも、
伝え方を工夫することで思いは届く。

練習を重ねることで、「これならできる」という方法が増えていく。

Aさんはそのプロセスを、着実に進んでこられました。
 

■ 最後に


発表会を終えたAさんの表情には、
これまでの積み重ねが確かな自信へとつながった様子が表れていました。

  「自分にもできた」

という経験は、
今後の人生で何度もAさんを支える大きな力になるはずです。

就労移行支援ハンズでは、これからも皆さんが
自分らしいペースで前に進めるような支援を続けていきます。

ハンズ三宮
 
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