仕事中、どうしても焦ってしまうときは?自分の焦り方を整理してみよう
2026.07.27
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■はじめに
仕事中、理由はわからないけれど、焦ってしまう。
周囲から「落ち着いて」と言われても、どうすれば落ち着けるのか分からない。
そのような経験をされたことはありませんか。
焦っているときは、どうしても目の前の仕事に対応するだけで精いっぱいになります。
そのため、「なぜ焦っているのか」「何に困っているのか」まで考えることは難しいかもしれません。
この記事では、仕事中のどのような場面で焦っているのかを一緒に整理していきます。
■どのようなときに焦りやすいか整理してみましょう
「仕事中に焦る」といっても、焦りやすい場面は人によって異なります。ある人にとっては平気な場面でも、自分にとっては苦手な場面、ということも考えられます。
いくつか例を挙げてみますので、まずは「自分はどんな場面で焦りやすいのか」を考えてみましょう。
① 急な仕事を頼まれたとき
② 複数の仕事が重なったとき
③ 誰かを待たせていると感じたとき
④ 初めての仕事や、手順が分からない仕事をするとき
⑤ ミスを指摘されたあと
⑥ 締め切りが迫っているとき
⑦ 周囲が忙しそうにしているとき
自分がどんな場面で焦りやすいのかを整理することは、長く仕事を続けていく上で大切なことです。
すぐに「自分はここが苦手だ」と判断することは難しいかもしれませんが、少しずつ整理していきましょう。
■焦ったときの自分の状態を整理してみましょう
焦りやすい場面を考えたら、次は、その時の自分の状態について振り返ってみましょう。焦りは気持ちだけでなく、身体や行動にも表れることがあります。
例えば、次のような変化です。
・頭が真っ白になる
・相手の話が頭に入らなくなる
・心臓の鼓動が速くなる
・呼吸が浅くなる
・身体に力が入る
・確認せずに作業を進めてしまう
・いつもならできることを間違えてしまう
大切なのは、これらをすぐに直そうとすることではなく、「焦ると、どのような状態になるか」を把握することです。
例えば、「焦ると頭が真っ白になる」だけでなく、「頭が真っ白になると、指示された内容を思い出せなくなる」と考えると、何に困っているのかが少し具体的になります。
■本当に急ぐ必要があったかを整理してみましょう
自分の状態が分かってきたら、次は「そもそも、本当に急ぐ必要があったのか」を振り返ってみましょう。焦っているときは、「早くしなければならない」と感じています。
しかし、実際に急ぐ必要があったことと、自分が急がなければならないと感じたことは、必ずしも同じとは限りません。
もちろん、本当に急いで対応しなければならないこともあります。ここで大切なのは、実際に起きたことと、自分が感じたことを分けて考えてみることです。
焦った場面については、次のように考えてみると整理しやすいです。
・仕事の期限は決まっていたか
・相手から「すぐに」と言われていたか
・分からないことを確認する時間があったか
・自分は何が起きることを心配していたか
整理してみると、「やはり、急ぎの仕事だった」という場合もあれば、「自分が相手を待たせてはいけないと思い込んでいた」という場合もあるでしょう。
このように整理していくと、自分が焦りやすい場面が少しずつ分かってきます。
■焦りに気づいた時は
ここまでは、落ち着いて振り返る方法を紹介してきました。ここからは、焦っている最中にできることを紹介します。焦っている最中に、自分の状態を詳しく分析することは難しいものです。
そのため、まずは「今、自分は焦っているかもしれない」と気づくだけでも大丈夫です。
気づいたら、次のような短い行動を挟んでみます。
・一度手を止める
・作業前に期限を確認する
・いきなり取り掛かるのではなく、最初にすることを一つ決める
・分からない部分を一つ紙に書きだしてみる
焦った状態のまま勢いで進める前に、一つ行動を挟むことで、ミスや混乱が起きにくくなります。
■一人で整理することが難しいときは
焦った場面を振り返ろうとしても、自分1人では何が起きていたのか分からないことがあります。そのような時は、周囲の人に現在の状況を話すことで、自分では気づかなかったことが見えてくる場合があります。
「仕事中に焦ってしまいます」と伝えるだけでなく、「焦ると、確認せずに進めてしまいます」まで具体的に伝えられると、どのような工夫ができるかを一緒に考えやすくなります。
■まとめ
仕事中に焦ってしまうとき、無理に原因を決めつける必要はありません。まずは、自分がどんな場面で焦りやすいのか、そのとき自分にどのような変化が起きているのかを振り返ってみましょう。
そのうえで、「本当に急ぐ必要があったのか」を考えてみると、自分が思い込みで焦っていた部分が見えてくることもあります。
焦りに気づいたときは、一度手を止めて、小さな行動を一つ挟んでみましょう。一人で整理することが難しいときは、周囲の人に話してみるのも一つの方法です。
少しずつ自分の焦り方が分かってくれば、次に同じ場面に出会ったときの対処もしやすくなります。