ハンズブログBlog

受診同行
2021.12.01
カテゴリ
ハンズ西宮
タグ
#兵庫県
#就労移行支援
#支援プログラム
#西宮市
皆さまこんにちは、ハンズ西宮です。
 
突然ですが、「主治医への受診にハンズ西宮職員が同行しても良いですか?」と、担当職員から言われれば、皆さまどの様にお感じになられますか?
 
ハンズ西宮では、就労移行支援施設の役割として、ご本人様を取り巻く支援機関や医療機関の方々との「連携」をとても大切にしています。


 
では、実際の事例をお伝えいたします。
 
●A様の事例
A様の通われているクリニックへ同行した際の事です。
 
医師:「薬はしっかり内服できていますか?」
 
A様:「はい、夕食後薬や、眠前の薬をだいたい21時頃に内服してベッドに入ります。」
 
医師:「一緒のタイミングで内服しているの?」
 
A様:「はい、夕食が遅い為そうなります。ただ、その日によってまちまちで、眠たくないのに内服している事もあります。」
 
医師:「・・・・。よく眠れていますか?」
 
A様:「いいえ、寝つきが悪く、睡眠の質も悪いと感じています。」
 
結果として、医師の指示により、内服薬の調整や内服のタイミングの調整がなされました。ご本人としては時間管理に苦手意識があり、いつも何となく内服されていたとのことでした。
その後、ハンズ職員とA様と相談し、就労に向けて、
【時間管理】に伴う【内服管理】=【体調管理や生活リズムの構築】。
これらが課題の一つであると共有できました。
 
A様とはそれ以降、医師の指示通りの内服を心掛けた上で、睡眠の質や体調を振り返っていく事を一緒に取り組んでいます。
また、就労に向けて時間管理の上手な方法も、一緒に模索しています。
 
 
ではもう一つ、他の方の事例です。
 
●B様の事例
医師:「仕事をしている時、何が苦手だったの?」
 
B様:「マルチタスク(複数の事を同時に行う事)と優先順位の整理です。」
 
医師:「・・・・。それらが苦手な原因は・・・・。」
「他の方の意見の多くに興味関心を持ち、全部実行しようとしてしまうからでは?」
「断るのが苦手で、直ぐに他の方の意見を取り入れてない?」
  「結果、おのずとマルチタスクの発生や優先順位づけで困るのではない?」
 
B様:「自覚あります!」
 
後日、B様と担当職員とで相談し、課題を共有しました。
結果、この様な目標設定をしました。
 
◆「他者の意見を直ぐに取り入れて実行せずに、一旦自分なりにかみ砕いて考える。」
◆「考えがまとまらない事もあるので、一旦お話を預かり、後日返答する。」
◆「できれば、上手に断る」「迷ったらご本人の特性を知る支援者に相談する」
 
ご本人さま、コツコツと取り組まれています。「お人柄」として考えれば、これらはご本人の魅力です。しかし、場合によっては就労時に困難を生じる事もあります。
利用者様が自身の苦手な事を見つけ、それに向き合っておられる事について、とても立派な事だといつも感心させられています。

 

 
今回は、2名の方の事例をご紹介いたしました。
ハンズ西宮ではこのように、ご本人を取り巻く医療機関・支援機関の皆様方と一緒に、【チーム】となれるように心掛けております。
随時、ご相談、ご見学予約を賜っておりますので、気軽にお問い合わせください。
 
受診同行等については、ご本人や医療機関の意向に沿って実施いたします。事前にご相談の上、ご了承をいただいた場合に同行いたしますので、ご安心ください。