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障害者グループホームとは?どんな場所か、対象者や費用をわかりやすく解説
2026.06.19
カテゴリ
ハンズ明石
タグ
#制度紹介
#費用
#雇用体系
障害のある方が地域で生活していく方法のひとつに、「障害者グループホーム」があります。

グループホームという言葉を聞いたことはあっても、実際にどのような場所なのか、
どんな人が利用できるのか、わかりにくいと感じる方もいるかもしれません。

障害者グループホームは、障害のある方が支援を受けながら、地域の中で暮らすための住まいです。
一人暮らしに不安がある方や、家族以外の支援を受けながら生活したい方にとって、
生活を安定させるための選択肢になります。

この記事では、障害者グループホームの基本的な内容、対象となる方、費用、利用までの流れについて、初めての方にもわかりやすく解説します。


障害者グループホームとは

障害者グループホームとは、障害のある方が共同生活をしながら、
必要な支援を受けて暮らす住まいのことです。

制度上の正式名称は「共同生活援助」といいます。
「共同生活援助」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、
簡単にいうと、障害のある方が地域の中で安心して暮らすための障害福祉サービスです。

グループホームでは、主に夜間や休日に、食事、入浴、排せつ、金銭管理、服薬管理、
生活上の相談など、日常生活に必要な支援を受けられます。

ただし、すべてを代わりにやってもらう場所ではありません。

本人ができることは大切にしながら、苦手なことや不安のある部分を支援してもらう場所です。
つまり、障害者グループホームは「一人で生活するには不安があるけれど、支援があれば地域で暮らせる」という方を支える住まいといえます。


高齢者向けのグループホームとは違うの?

「グループホーム」と聞くと、高齢者向けの認知症グループホームを思い浮かべる方もいるかもしれません。
しかし、障害者グループホームと高齢者向けグループホームは、
対象となる方や利用する制度が異なります。

障害者グループホームは、障害のある方が地域で生活するための障害福祉サービスです。
一方で、高齢者向けの認知症グループホームは、主に認知症の高齢者を対象とした
介護保険サービスです。

名前は似ていますが、制度や相談先は異なります。
障害者グループホームについて知りたい場合は、
お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口で確認することが大切です。


障害者グループホームが選択肢になる方

障害者グループホームは、次のような方にとって選択肢のひとつになります。

・一人暮らしに不安がある方
・家族と離れて生活する準備をしたい方
・生活リズムを整えたい方
・食事、掃除、洗濯などの生活面に不安がある方
・金銭管理や服薬管理に不安がある方
・家族以外の支援を受けながら暮らしたい方
・地域の中で生活を続けたい方

グループホームは、「必ず利用しなければならない場所」ではありません。
今の生活に不安があるときに、地域で暮らし続けるための選択肢として考えられる場所です。

一人で生活することに不安がある場合でも、支援を受けることで生活が安定しやすくなることがあります。


障害者グループホームで受けられる支援

障害者グループホームで受けられる支援内容は、事業所や本人の状況によって異なります。
主な支援としては、次のようなものがあります。

・食事や生活リズムに関する支援
・掃除、洗濯、整理整頓などの生活支援
・入浴、排せつ、服薬に関する支援
・金銭管理や買い物に関する相談
・体調や気持ちの変化についての相談
・通院や日中活動に関する連絡調整
・緊急時の対応


支援の内容は、本人の状況や必要な支援によって変わります。
また、職員がいる時間帯、夜間の対応、食事の提供方法、通院同行の有無などは、
グループホームによって異なります。

そのため、利用を考える場合は、事前に支援内容を確認しておくことが大切です。


障害者グループホームの対象となる方

障害者グループホームの対象となるのは、障害のある方です。
身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病のある方などが対象になる場合があります。

ただし、実際に利用できるかどうかは、本人の状況、必要な支援の内容、
事業所の受け入れ体制などによって変わります。

また、身体障害のある方については、年齢やこれまでの障害福祉サービスの利用状況に
条件がある場合があります。
「自分は対象になるのか」「家族が利用できるのか」を知りたい場合は、
お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口で確認しましょう。


障害者グループホームの費用

障害者グループホームを利用する場合、障害福祉サービスの利用者負担のほかに、
家賃、食費、光熱水費、日用品費などの実費がかかることがあります。

障害福祉サービスの自己負担には、所得に応じた月額上限があります。
生活保護世帯や市町村民税非課税世帯の場合、
サービス利用料の自己負担が0円になることもあります。

一方で、家賃、食費、光熱水費、日用品費などは、サービス利用料とは別に必要になることがあります。

また、生活保護世帯や低所得世帯の方については、家賃の一部が助成される場合があります。
実際に必要な費用は、本人の所得、世帯状況、自治体の制度、
入居するグループホームによって異なります。

入居を考える場合は、月々の費用として何が必要になるのか、事前に確認しておきましょう。


障害者グループホームを利用するまでの流れ

障害者グループホームを利用したい場合は、
まずお住まいの市区町村の障害福祉担当窓口で確認します。

一般的な流れは、次のようになります。
 
  1. 市区町村の障害福祉担当窓口で確認する
  2. 本人の生活状況や希望する暮らし方を確認する
  3. 必要に応じて、サービス等利用計画の作成や障害支援区分の認定を受ける
  4. 市区町村から支給決定を受ける
  5. グループホームを見学する
  6. 事業所と契約し、入居する

手続きの流れや必要書類は、自治体によって異なる場合があります。
最初からすべてを自分で調べようとすると、難しく感じることもあります。

まずは市区町村の障害福祉担当窓口で、
利用できる制度や必要な手続きについて確認するとよいでしょう。


見学時に確認しておきたいこと

障害者グループホームは、生活の場です。

そのため、見学する際は、建物や部屋の様子だけでなく、
実際の暮らしをイメージしながら確認することが大切です。

たとえば、次のような点を確認しておくと安心です。

・月々の費用
・食事の提供方法
・職員がいる時間帯
・夜間や緊急時の対応
・服薬管理や金銭管理の支援内容
・外出や外泊のルール
・他の利用者との共同生活のルール
・体調が悪いときの対応


グループホームによって、支援体制や生活のルールは異なります。
自分にとって安心して暮らせる環境かどうかを確認しておきましょう。


まとめ

障害者グループホームは、障害のある方が地域の中で共同生活をしながら、
必要な支援を受けて暮らす住まいです。

一人暮らしに不安がある方、生活リズムや金銭管理、服薬管理に不安がある方、
家族以外の支援を受けながら暮らしたい方にとって、選択肢のひとつになります。
ただし、利用できるかどうか、必要な費用、受けられる支援内容は、
本人の状況や自治体、グループホームによって異なります。

「今の生活に不安がある」「一人で暮らすのは難しいけれど、地域の中で生活したい」と感じている方は、
お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口で、障害者グループホームについて確認してみましょう。

参考:
・厚生労働省「障害福祉サービスについて」
・厚生労働省「障害者の利用者負担」
・WAM NET「共同生活援助(グループホーム)障害者福祉」
・WAM NET「障害福祉サービス等情報検索」

 
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